水星
地球の車窓から(-1)
追記アリ:
2009年の皆既日食では『水星』が見えたそうだ。今回の金環日食では、どうなんだろう。食の最中、日本では金星は地平線の下にあるらしい。だから金星は見れない。じゃあ、水星は?
この図は、水星と金星の公転軌道を分かり易く強調したイメージ。実際の楕円軌道は、地球からは 1本の直線にしか見えないはず。公転軌道なんて元々、目には見えないけど…
国立天文台のページとかに行けば、その時の水星の位置は分かると思う。仮に見える位置に居たとしても、問題は、金環食が『どの程度の明るさなのか』…太陽のすぐ近くを回っている水星は、基本的に夜は見れない惑星だ。が、昼間は太陽が眩し過ぎて、存在するはずなのに、やはり見えない。
日食という現象は、普段は見逃してしまう宇宙の不思議に触れられる、またとない機会だ。本番が晴れるかどうかが、ちょっと心配だけど。…想像する…今はそのプロセスを楽しみたい。
追記:
Mitaka というアプリをご存知だろうか。たぶん PC 用しかないと思うが、これを使うと、日食時の惑星の位置関係がよく分かります。↓
日食時の水星の位置はご覧のとおり。地球から見ると、ほぼ順光なので、太陽のすぐ近くに水星が見えるかもしれない。
Mitaka は国立天文台のページからダウンロードできるフリーソフト。面白いですよ、これ。