地球の車窓から(2)
北半球と南半球
さきほど、NHK Eテレで
・サイエンスZERO
・地球ドラマチック(再放送)
…という番組を観た。どちらも『日食』がテーマだった。地球ドラマチックの方は、2010年のイースター島での皆既日食の映像が流れた。それを見て一瞬
「あれ?」
…と違和感を感じた。なぜかというと、太陽が『右から左へ』動いていたからだ。…で、よく考えたら、イースター島は『南半球』にあるからだと気が付いた。
北半球だろうと、南半球だろうと、太陽は東から昇り、西へ沈む。それは間違いない。だが、南半球では、太陽は『東 → 北 → 西』と動く。北を向いて太陽を見た時、東は右側にあり、西は左側にある。↓
北半球での太陽の動き方 南 ○ ○ ○ ○ ○ ↑ ↓ 東 ○ ○ 西 ―――――――――――――――――――――――――――――――――
南半球での太陽の動き方 北 ○ ○ ○ ○ ○ ↓ ↑ 西 ○ ○ 東 ―――――――――――――――――――――――――――――――――
だから、イースター島での日食は、欠け始めから欠け終わりまでの様子が、先日に日本で見た金環日食とは間逆の動き方をしていたワケだね。よく考えれば当たり前のことなんだけど、ずっと北半球で暮らしている自分にとっては、新鮮な見え方だった。
もしも、南半球のオーストラリアや南米でで暮らすような日がきたら、ベランダは『北向き』になっているハズだ。南側に窓がある部屋は、絶対に借りてはいけない。そういうことになる。。。