風 山 堂

(foussin's diary)

今度の衆院選…

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おわる【 卒 】

 

 ここ最近の投稿はマニアックだったり、デリケートな話題だったり、シリアスだったりして、我ながら書いててちょっと疲れた。が、ついでなので、もう一発だけ真面目な話題を書く。


 マスコミによると、今度の選挙は自民党有利の報道が多い。それはたぶん、こういうことなんじゃないかなあ。


 ここ数年、ねじれ国会の影響で政治の停滞が続いていた。ねじれ国会を生んだのは、国民投票の結果であり、国民の揺れる心情がそのまま表れてしまったことに他ならない。民主党政権への失望の声は高いが、そもそも、ねじれ国会運営を与党政府に強いたのは国民自身だ。

 ともかく、ねじれ国会を解消したい…という機運が高まっているのだと思う。現在、参議院では自民党が過半数を確保しているので、今度の選挙で自民党が勝てばとりあえず、ねじれ国会は解消される。…それが自民有利に働いているのではないだろうか。


 選挙というのは、考え抜いて、覚悟を決めて投票しなければ意味が無い。最近の選挙では国民の側にも、その覚悟が欠けていたと思うんだ。だからこそ、安易にねじれ国会を生んでしまった。

 今度の選挙では、国民の覚悟が試されることになる。もう、お子様選挙は卒業しよう。次の国会で与党の座に座るのは、民主党か自民党に絞られる…それは間違いない。そこで、どちらかに一票を投じる…その意味を『ねじれ国会解消』という視点で考えてみる。

自民党に一票を投じる:

 ねじれ国会を解消する手っ取り早い方法なのは確かだ。しかし、後になって『やっぱり民主党にしておけばよかった…』と思った場合、次の参院選(2013年7月)で、民主党に一票を投じることになる。これは、ねじれ国会がさらに長引くことを意味する。…まあ、さすがにそれは無いと思うが…

民主党に一票を投じる:

 仮に、今度の選挙が『衆参ダブル選挙』だったら、間違いなく民主党が有利だったはずだ。離党者続出という事態も回避されたに違いない。が、今後、日本でダブル選挙が実施されることは無いと思った方が良いだろう、たぶん。
 民主党に一票を投じる…とは、次の参院選(2013年7月)までねじれ国会に耐える…ということだ。参院選では、当然民主党に一票を投じる必要がある。



 今度の衆院選と約8か月後の参院選は、国民にとっても連動している…ということを忘れてはならない。で、どっちに一票を投じるかは、政党公約を見て決めることになるのだが、問題はソコだよなあ…



 次回からは呑気なブログに戻る(たぶん)。

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…こんな感じで、ユルークいきたい(バーガーキングオニオンリング)。