風 山 堂

(foussin's diary)

Dropbox について書きたいけど書けない…

 ヤプログで書いた記事を、ほぼそのまま転載します。

 久し振りに、ブログタイトル(f の yaplog! チュートリアル/不定期刊)に相応しい記事を書いてみる。


 ヤプログを始めてずいぶん経つ。ヤプログは、アメブロと比べるとカスタマイズの自由度が高い。ただし、『フリースキン』を選択した場合に限るけど。


 ヤプログで『フリースキン』を選択した場合、CSS (スタイルシート)のカスタマイズが可能になる。一番大きいのは @import を許可しているところだと思う。つまり、外部のストレージから CSS を読み込むことが可能だ。


 PC でインターネットに接続しているユーザーなら、プロバイダから『ホームページスペース』が割り当てられていると思うので、そこに CSSJavaScript ファイルを置いて、ヤプログのブログをある程度カスタマイズすることができる。


 しかし、スマホやケータイ・ユーザーの場合、ホームページスペースなんて用意されていない場合がほとんどだと思う。こんな時、DropboxCSSJavaScript ファイルの置き場所として使う…という選択肢が活きてくる。自分も、けっこう前から Dropbox を試しに使っている。

 が、その Dropbox は、CSSJavaScript の他にも、画像データとかもアップすると『さらに便利になりますよ』…などと誘いをかけてくる。ここがクセモノだ。

 その誘いにホイホイ乗っかってしまうと、下手すると『GPS情報付き』の画像データなども、デフォルトでインターネットにがんがんアップロードされてしまう。画像用のフォルダに対して、安易に『共有』ボタンを押してしまうと、ユーザーが気がつかないうちに『個人情報がダダ洩れ』…という事態にもなりかねない。

 そこら辺のリスクについて、GoogleDropbox は真面目に対応していない。自分の率直な感想を言うと、アカウンタビリティ(説明責任)が尽くされていない…という印象を拭いきれないでいる。


 DropboxCSSJavaScript だけの置き場所として使う…それだけならば、自分も Dropbox って便利なのでみんなも使うといいよ、と推奨できるし、使い方を説明する記事を書いてもいいと思うんだけど、今は悪いけどオススメできませんね…。Googleさん、Dropbox さん、ユーザーの母国語で説明責任を果たしてくれないと…早く対応しないとこういうカキコミは、今後どんどん増えてくると思うよ…


 俺に言わせれば、

    「コンプライアンス(法令尊守)なんて当たり前の話だ。」

…と思っている。大人の集合体であるハズの企業が、法令尊守していることは当然の話にすぎない。大人ならば、それよりも高みにある『モラル』を重視しなければならない。法律には弱者に対する『慈悲の精神』も含まれている。大企業の多くは、それに甘えすぎている。


 『Google グループ』での『官公庁の社外秘ファイル』がダダ洩れになっている現状を憂うばかりである。公的機関が営利企業のクラウドシステムを安直に利用している…というのも、かなり問題だと思うけどね。。。

 シリアスなネタはもうヤメるつもりだったのに。本当に KY だな俺って。『ザ・クラッシュ』なリアルとは、早くオサラバしたいのに…。保守的で呑気なオジちゃんの仲間入りは、まだまだ先のことになるかもしれないな。。。


 この記事、ヤプログだけに掲載するのはもったいないので、はてなブログにも転載するつもり。