風 山 堂

(foussin's diary)

炎天下の公園の水飲み場

 暑さ対策も万全ってことで、酷暑の中、児童公園へ。

 撮影データの確認が目的。データを取るために何度も行ってる。暑さのせいか、必ず「あ、あの設定で撮るのを忘れていた」…ということの繰り返しで、我ながらアホかと思っている。


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PENTAX X-5(M モード): f/4.4、1/1500 sec、ISO-400、換算 87 mm、
フォーカス位置 1 m ぐらい(AF)、天気:晴れ、ストロボ:なし

 1/1500 なら水も静止するが、炎天下の日向と日陰のコントラストが強すぎて、意外と露出アンダーだったので ISO-400。それでは、ということでシャッター速度を少しずつ遅くしてみる。



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PENTAX X-5(M モード): f/4.4、1/1250 sec、ISO-100、換算 87 mm、
フォーカス位置 1 m ぐらい(AF)、天気:晴れ、ストロボ:なし

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PENTAX X-5(M モード): f/4.4、1/1250 sec、ISO-200、換算 87 mm、
フォーカス位置 1 m ぐらい(AF)、天気:晴れ、ストロボ:なし

 いきなり ISO-100 にしたのは我ながらアホだ。だが、意外とイイ感じ。背景が露出アンダーのお陰で、水しぶきの粒々がクリアに写っている。下は ISO-200 で撮影。上の方の水は静止しているが、着地寸前の水は被写体ブレが確認できる。



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PENTAX X-5(M モード): f/4.4、1/1000 sec、ISO-200、換算 87 mm、
フォーカス位置 1 m ぐらい(AF)、天気:晴れ、ストロボ:なし

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PENTAX X-5(M モード): f/4.4、1/800 sec、ISO-200、換算 87 mm、
フォーカス位置 1 m ぐらい(AF)、天気:晴れ、ストロボ:なし

 1/1000~1/800 辺りになると、微妙な被写体ブレのせいで、どこにピントが合ってるのかよく分からない感じになる。一応、蛇口に合ってるハズなんだけど。

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PENTAX X-5(M モード): f/4.6、1/800 sec、ISO-200、換算 103 mm、
フォーカス位置 不明(AF)、天気:晴れ、ストロボ:なし

 この辺りで、そこそこ適正露出なんだけど、今度は AF でピント合わせをするのが難しくなる。ちょっと油断すると、このように背景にピントが合ってしまう。あえて露出アンダーにして、AF が背景を捕捉出来ないようにする…というのもテクニックとしてアリかも。

 これよりも低速シャッターで水を撮るなら、MF でピント合わせが妥当。しかし、一眼と違って、コンデジのファインダーは『デジタル液晶ファインダー』なので、微細なピント合わせが難しい。これは実際に使ってみて初めて分かったこと。MF でのピント合わせが面倒だったので、水飲み場の試し撮りは、これでお仕舞いにした。



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 炎天下なので公園には誰もいない。あとで知ったが、光化学スモッグも発令されていた。…誰もいないはずだ。涼しげに見えるが、実はお湯。水道管も温まってしまっている。1分ほどで、ぬるい水になった。

 雨は 1/1500 秒でも止められないけど、蛇口から出る水は、勢いを弱めて出せば 1/1250 秒でも止まることが分かった。


 とりあえず今は、ここまでならコンデジでも撮れるけど、それ以上は一眼じゃないとムリ…そういう線引きを、なんとなく探ってます。悔しいけど、自分にはカメラの才能は無い…これだけは自信を持って言える。よく見ると水平・垂直がちゃんと維持できてないし。

 今後、おそらくはずっと、練習モードで写真を撮り続けると思う。それじゃあ、いつ本番の写真を撮るのか。そんなの決まってる。たまたま上手く撮れた写真…それをね、


  「いえ、これは練習じゃあなくて、作品なのね。」


…と、言い張る。作品の場合はトリミングもする。だから exif データは無意味になる。まあ、そんなところで。