PENTAX K-50(デジイチ)買っちゃった…
東京の夜空 (PENTAX K-50 f/3.5、6.6秒、ISO-800、換算27mm)
星図ソフト mitaka の実行画面
この記事は、1週間前からポツリポツリと書いていたもの。そろそろアップしないとな、と思って…
自分が『初めて買ったカメラ』は PENTAX MX。18 の時でした(32年前)。機械式シャッター(B ~ 1/1000秒)のフルマニュアル一眼。もちろん 35mm判フィルム・カメラです。カメラ屋に行って、
「予算 3万円台で、初心者向けの一眼レフが欲しい。」
…そう言ったら、店主が
「じゃあ、これですね。」
と言われて見せてくれたのが PENTAX MX と標準レンズ(50mm f/1.7) のセット。たしか 3万2千円ぐらいだったと思う。それ以降、なんとなくペンタックス・ユーザー、K マウントレンズ・ユーザーとして落ち着いてしまった。
しかも、なぜか『シルバーボディ』一辺倒で。。。要するに、良いカメラだから使ってる…というよりも、そのカメラで不都合が無いから使ってる、愛着があるから使ってる、そんな感じ。そのカメラで撮れる写真を撮る、というスタンスかな。
先週、中野のフジヤカメラへ行った。中古のデジイチを見に行くつもりだったけど… その場で新品の K-50 + ズームレンズのセットを購入。
値段は、けっこう高いです。値段を書くとドン引きすると思うので、それはヤメておきます。が、年齢的に、自分が買う『最初で最後のデジイチ』のつもりで、そこは奮発しました。年寄りが高い買物をする… それには『人生の残り時間』というものが加味されるためなんだな、と最近は分かってきた。が、それでも PENTAX 最高機種の K-2 系にしなかったのは、自分の腕前と釣り合いが取れないと思ったからで。。。
残念ながらシルバーボディが無かったので、「じゃあ黒で」と安直に決めてしまったが、これからも衰えていくだろう自分の視力のことを考えると、『白』にした方が良かったかもしれない…
開封の儀:
まずはレンズから開封。立派なレンズフード付き。
次にボディを開封。
付属品。USB ケーブルも付いてるけど、USB ケーブル転送はカメラのバッテリの消費が激しいので、使わない予定。
しくしく。さようなら 旭光学(株)、こんにちは リコーイメージング(株)。今後は完全に、名機 GR 系と同じメーカーってことになりますね。PENTAX ブランド、旗色悪いなあ…
SD カードはボディの右側で着脱。X-5 は底面だったので、これは使い易い。
今度のカメラは SD カードの着脱が容易なので『SD カードリーダー』で PC にデータ転送することにした。買ったのはこれ。『コレ!』って書いてあったので…
使ってみたら「速っ」!! 昔使ったヤツとは段違いだし、USB ケーブル転送よりも、こっちの方が断然いいと思った。
1178g。X-5 が 607g だったので、ほぼ倍の重さ(バッテリ、レンズ、保護フィルター、レンズフード込み)。
レンズ:
smc PENTAX-DA 18-270mmF3.5-6.3ED SDM
焦点距離:18 ~ 270 mm (35ミリ判換算:27.5 ~ 414 mm)
明るさ :F3.5 ~ 6.3
最小絞り:F22 ~ 45
口径 :62 mm (フィルター径)
正直なところ、このレンズは間違えました。18 - 270 mm を『換算表記』だと思い込んでました。ズームリングを回すと、もの凄い長さになります… その様子は、いずれ見せます。確かに、換算 18 ~ 270 mm にしてはレンズが暗いなあ、とは思ってたんだ。これじゃあ X-5 よりも暗いじゃん ?
まあ、もう買っちゃったので、とりあえずこれを使ってみます。フィルムカメラ時代は、ズームなんて邪道!! と思っていた。若いうちはそれでも正解だった。当時の自分は
24 mm f/3.5
35 mm f/2.8
50 mm f/1.7
85 mm f/3.5
150 mm f/4 (フィルター径は全て 49 mm に統一)
…の単焦点レンズと『2x テレコンバーター(ケンコー)』をカメラバッグに入れて、さらに 3.5 kg の三脚(Manfrotto 055B)を担いで持ち歩いていた。
明るさよりもコンパクトさを重視していたので、大きいレンズは無かったけど、それでもレンズが増えるにつれて、次第にフットワークも重くなって、あんまり撮りに行かなくなった… そんな反省から、これからはズーム 1本で、レンズ交換なしでいくのだー。
…なんか既に、けっこうな長文になってきた。思い入れの強いモノについて書こうとすると、すごく疲れる。カメラ本体のスペック説明がまだだけど、疲れたので、もうおしまい。とりあえず、デジイチ買いましたとさ。