風 山 堂

(foussin's diary)

植木鉢の中に甲虫の幼虫がいた

 当分の間、アイソン彗星が見えるのは明け方の東の空、ということになっている。が、ウチの近所で東の空が見える良いロケーションが見つからない。

 新座市の平林寺あたりまで足を伸ばせば、けっこうあるんだけど、暗い夜道を遠出する気にはなれない。良いロケーションはダンプ街道沿いが多いので、自転車で暗い夜道はちょっと危険。

 なので、いっそベランダに梯子か脚立を架けて、屋根に登って撮ろうか…と考えた。それには、まずはベランダの掃除をする必要がある。とりあえず、増えすぎた植木鉢を整理した。

 そしたら、ピラカンサの植木鉢の中から甲虫の幼虫が出てきた。

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 もしかしたら、カブトムシとかクワガタかも(?)。ぬるま湯で洗浄してから写真に撮ってみた。

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 ウィキペディアによると、コガネムシ科(カブトムシ含む)とクワガタムシ科の違いは『肛門の形状』で判断できるそうだ。どうやらコガネムシ科らしいが、さらに調べたら『ハナムグリ』の可能性が高そうだ。

ハナムグリ(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%82%B0%E3%83%AA

  ・成虫は白い小さな花を好む(ピラカンサの花がまさにソレ)
  ・幼虫は腐植土や朽木を好む
  ・甲虫類の幼虫の中では活発に動く
  ・背中を下にして、ぜん動運動で動く

 自分はゴロ土の変わりに『太めの剪定枝を細かく刻んだヤツ』を鉢底土として使っているので、まあ、腐植土ってことになる。特に『背中で歩く』という特徴が一致したので、たぶんハナムグリでしょ。クワガタじゃなくて、ちょっと残念。

 幼虫は、鉢の土の中に戻してあげました。