しぶんぎ座流星群
元日の温かさが、もはや嘘のよう。
1/4(土) 未明の東京は冷え込みました。
しぶんぎ座の放射点は北東なので『南中』とは言わないんだろうな。ただ北極星の周りを半時計回りに回転するだけ。日本の地上から見て、放射点がもっとも高くなるのは日の出の後のようだ。
2014.01.04 Sat 4時 ~ 5時10分ぐらいまで、ベランダ(つまり南向き)で見てました。雲も多いし、正直なところあまり期待してなかったんだけど、先日のふたご座流星群の失敗を踏まえて、一応カメラを『ISO-1600』でセッティングしてみた。
その代わり、別の失敗を 2つも犯してしまった。
☆☆☆☆カメラ:PENTAX K-50
☆☆☆☆レンズ:18-270mm f/3.5-6.3 (換算27-405mmズーム)
アクセサリー等:クロスフィルター、三脚、レリーズ
☆☆☆撮影日時:2014.01.04 Sat 03:59 - 05:07
失敗の 1つ目は…クロスフィルターを外すのを忘れたこと。ただでさえ暗いズームレンズなのに。。。
18mm(換算27mm)、f/8、20秒露出(マニュアル)、ISO-1600
time: 03:59
ご覧のとおり曇り空なので、さほど期待せずにぼんやり眺めていた。が、この写真を撮るちょっと前に明るい光芒が出たので、慌てて撮影を始めた。
K-50 は 30秒露光までならマニュアルで撮影可能(バルブにしなくても良い)。バルブにすると現像に時間がかかり、バッテリの消費も激しくなることが分かったので、なるべくマニュアルで撮ることにした。今回は寒空の下で 80枚以上撮影したが、電池切れの赤ランプは点灯しなかった。なんだ、そーゆうシステムだったのか PENTAX。
26mm(換算39mm)、f/8、25秒露出(マニュアル)、ISO-1600
time: 04:11
(上記写真を拡大)
実はこの流星、肉眼ではもっとハッキリ見えました。今回見た流星の中でも、かなり明るい光芒だったと思う。なのに画像はうっすら見えるだけ… これは、もっと絞りを開けるか、ISO-3200 にしないとダメかも。。。
26mm(換算39mm)、f/8、30秒露出(マニュアル)、ISO-1600
time: 04:43
(上記写真を拡大)
この時間帯に、立て続けに 3個ぐらいの流星が出た。写真に撮れたのはこの 1枚だけだったけど… で、2つめの失敗。絞りを開かないと流星は明るく撮れないのに、露出を長くしている。これでは背景が明るくなるだけだ。あーもうバカバカ。
24mm(換算36mm)、f/6.3、30秒露出(マニュアル)、ISO-1600
time: 05:06
(上記写真を拡大)
ここでようやく気がついて、絞りを開けているが、シャッターを 30秒のままにしているので、流星のコントラストが弱くなってしまった。絞りはもっと開いても良かったかもしれない。f/4 ぐらいまで試したかったが、流星はいつ出るか分からないので、試したくても出来なかった。
まとめ:
今回の失敗を踏まえ、また流星を撮る時は、次の露出で試したい。
f/開放~5.6、10~20秒露出(マニュアル)、ISO-1600
しぶんぎ座流星群は、活動期間が短いといわれているので、極大を過ぎた今晩は、もうダメかもしれない。が、起きていたら再挑戦してみたいな……