昔の写真を整理中(秩父・夜祭)
ちょっと思うところがあって、昔の写真を整理している。一度も利用していないネガ、プリント、ポジ(リバーサル・カラー)が大量に残っている。当時使っていたカメラは PENTAX MX と LX で、全て単焦点レンズで撮影した。当時、ズームレンズは一切使わなかった(持ってなかったので)。
フィルムは 35判のほか、4x5(シノゴ:大判フィルム)、6x6(ロクロク:中判フィルム)、6x7(ロクナナ)などもたまに出てくる。もちろん、それらは自分で撮ったものではないけど。
秩父・夜祭り(埼玉県:25年ぐらい前の写真):
すでに四半世紀ほど昔の写真だが、改めて見るとけっこう良い写真が撮れていた。35判フィルムは、一般的なデジカメの撮像素子と比べれば、ずっと大きなサイズといえる。なので現在の技術ならば、フィルムをデジタルスキャンしてみると予想以上に高画質に仕上げることが出来ることに気が付いた。
山車に灯りが点灯
御神輿(お御輿)
お御輿アップ
山車、登場
大勢で山車を曳きまわす
おくれ毛美人
氷点下の秩父の夜に凍えながら、甘酒とあったかオデンで暖を取る…オリンパス・OM-2(たぶん)のオジサン(顔にモザイク?処理)。湯気が凄いのは寒さのせいもあるけど、湯気にストロボを当てると、こんな風になるという一例でもある。
今回の写真、フィルムは『フジクローム(たぶん400)』と『エクタクローム200(コダック)』の 2種類のリバーサル・カラーを使ってることは分かってるが、なにぶん大昔に撮ったものなのでシャッターとか絞りとか使用レンズとかは全く覚えていない(レンズはたぶん標準レンズ 50mm f/1.7 がメインだと思うが)。。。
フィルム・スキャンで使ったもの:
2年以上も前(2012年11月に購入)に買っておきながら、一度も使わなかったフィルム・リーダー。価格すら覚えてない(中国製の安価な品物)。取説と操作方法が分かりにくいが、デジタル画像の仕上がりはそんなに悪くない感じ。でも、フォトレタッチ・ソフトで多少は補正した方がいいな、やっぱり。
このフィルム・リーダー、一応 exif 情報も記録するけど、もちろん当たり障りの無い適当な情報となる。
とりあえず、フィルムに埃が付着しないように気を付ける必要がある。が、老眼などで視力が衰えている年配者の場合、小さな埃が見えなくて何度もやり直すハメになったりする。フィルム・リーダーやスキャナーの購入を検討しているなら、そこら辺も重要な選択肢になると思った。埃が付着しない密閉構造になってるとか、スキャンする直前にエア・シャワーで埃を吹き飛ばすとか……