Inkscape で『朔望月早見盤』というものを作ってみた
10日ぐらい前に、こんな物を作った。
これを回転させると、1日の黄道の変化が分かる…という日周運動再現装置(大袈裟?)なのだ。だがしかし、ご覧のとおりの廃材で作った雑な出来栄え。もうちょっとやりようがあったのではなかろうかと思い、ドローソフト Inkscape (フリーソフト)でシコシコ作ってみた。
●二十四節気と朔弦望早見盤: 改訂版:レイヤー5,6 (月の虹ウォッチャー) を追加 関連記事: ●月冴える晩、を予測する…(2014.03.10 Mon) http://foussin.hatenablog.jp/entry/2014/03/10/021213 ●太陽と地球とローカル時間の関係 (2014.03.09 Sun) http://foussin.hatenablog.jp/entry/2014/03/09/011024
其ノ1:
●二十四節気と朔弦望早見盤:solarterm_synodicmonth.svg
ファイルサイズ:111 KB
用紙サイズ:260.50(w) x 257.76(h) mm
ダウンロード:http://blue.zero.jp/foussin/cgi/src/example/svg/solarterm_synodicmonth.svg
図形が表示されたら、画面を右クリックで保存できます。本日は二十四節気の雨水。なので、デフォルトとして目盛りを雨水に合わせてあります。で、今日の月齢は 19。先月の末日(1/31)が朔だったので、今月は月齢と日数が一緒という、稀な月になっている。
其ノ2:
●朔望月早見盤:synodic-month.svg
ファイルサイズ:74 KB
用紙サイズ:221.46(w) x 202.42(h) mm
ダウンロード:http://blue.zero.jp/foussin/cgi/src/example/svg/synodic-month.svg
図形が表示されたら、画面を右クリックで保存できます。其ノ1、其ノ2、どちらもほとんど同じだけど、片や『二十四節気と月の関係』、もう片方は『月と太陽の黄経差』について、分けて説明するために用意したもの(一応、それなりに意味がある)。
<!-- Created by foussin (http://blue.zero.jp/foussin/cgi/src/example/svg/) 使用フォント:MS PGothic、Meiryo UI、Meiryo 初版制作日時:2014.02.18 Tue 21:51 (JST) 北半球専用(たぶん) 月齢の数値は大雑把(360度÷30日=12度で等分) 朔望月周期は 29.5日なので、本当の月齢とは若干のズレがある (月齢 + 1 で旧暦日数と等価…という考え方) 改変自由、フリーソフト扱いのデータとして公開します。 活用はご自由に(個人使用の範囲内なら許諾不要)。 -->
ダウンロードしたファイルは、Inkscape がインストールされたパソコンなら、ダブルクリックするだけですぐに編集できます。今回の図形の具体的な使い方は後日説明します。試しに Inkscape を使ってみては? まずは思う存分いじってみて。図形を壊しても、何度でもダウンロードしてやり直せば OK なので。
Inkscape。フリーソフトながら Adobe Illustrator の弟分って感じで、割と高機能です(ちょっとクセがあるが)。しかも、SVG ファイルは html5 やブラウザとの親和性も良い(ブラウザにドロップして表示可能)。XML が読める人はテキストエディタでも編集できる(自分はできないけど)。
今回はここまで。